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今回の家族教室は、介護・介助指導として
「寝返り・起き上がり・立ち上がり・移乗・歩行の介助指導」
について行わせて頂きました。
病院でのリハビリを終えた後、
自宅へ帰られた際に直接関わられていくのは
ご家族様が主となってきます。
そういった際に
「介助を行う方」
「介助を行われる方」
両者への負担が一番少なくなる介助方法は
どうすれば良いのかを
みなさんと一緒に考える機会になりました。
ご家族様側からのご意見、ご感想も頂けたので
今後の関わりに活かしていきたいと思います。
理学療法士 髙石
次回は、8月11日(土)13時より
テーマ「介護・介助指導②(車椅子操作・畳上動作・階段昇降)」です。
今回は「排泄管理(排泄の仕組み・オムツ交換について)」です。
「在宅での排泄介助をもっと楽に」~困ったことをパッと解決 見て聞いて試して最新おむつの性能~
という演題でアテントの坂梨さんに講義していただきました。
まず排尿のメカニズムについて説明後、
体型にあったおむつの選び方、
ADLにあったおむつのタイプの選び方、
排尿量に合わせたパットの選び方の説明がありました。
その後模型を使用し、漏れにくいおむつの当て方について詳しく説明がありました。
ポイントは『ギャザーの当て方』にある、とのことでした。
最後によくある漏れの例と対策について説明があり
『重ね使いは漏れの原因』と言われていました。
病院周辺のおむつの購入ができるお店の説明もあり、
参加者の方より『わかりやすかった』との声がありました。
次回は、7月14日(土)13時より
テーマ「介護・介助指導①(寝返り・紀居動作・立ち上がり・歩行)」です。
ICLSとは、医療従事者のための蘇生トレーニングで
「突然の心肺停止に対する最初の10分間の対応と適切なチーム蘇生」を
習得する事を目標として、講義後、少人数のグループに分かれて
実際に即したシュミレーション実習を行いました。
突然の心停止を生じた人の予後は、
倒れてからの10分間の対応で決まってしまいます。
病院スタッフ誰もが標準的なスキルとして
心肺蘇生の技術を身に付けておく必要があります。
参加者は43名でBLS、気道管理および挿管、除細動器の使用について
カテゴリーに分けて行いました。
BLSは発見時の意識確認からの全体の流れおよび胸骨圧迫のポイント、
除細動器は基本的な操作方法(接続から放電までの操作方法)、
気道管理は気道確保の方法おびBVMの理解について
焦点を当てて行いました。
最初は緊張していたスタッフも目の輝きを増し達成感のある顔で
終了することができました。
病院職員全員が質の高いCPRを実践できるよう
繰り返しシュミレーション実習を計画していきたいと思います。